産婦人科の決定と検査内容
妊娠が発覚するとまず産婦人科(Frauenarzt、Gynäkologe)選びから始まります。
産婦人科は評判や自宅からの通いやすさなどから決定します。
電話帳の広告などからも調べることができます。
ここには定期的に通いながら赤ちゃんとお母さんの状態を検査してもらいます。
信頼関係が大事ですので、合わないと感じるようであれば途中で産婦人科を変えましょう。
定期検査では血液検査、血圧測定、体重測定、尿検査、加えて胎児の状態をチェックするエコー診断を行います。
通常、エコー診断は全妊娠期間を通じて3回行います。
行う期間は妊娠9週〜12週、19週〜22週、29週〜32週の期間に1回ずつです。
国民健康保険(gesetzliche Krankenkasse)ではこの期間の3回のみカバーされます。
性別が確認できなかった場合や胎児の健康状態を心配する場合など、それ以外にも自己負担にはなりますがエコー診断をお願いすることができます。
私的健康保険(Private Krankenkasse)に加入されている方はエコー診断は回数に関係なくカバーされるようです。
定期検査の頻度は発覚から28週までは4週間に1度、28週から38週までは2週間に1度、38週から予定日までは1週間に1度になります。
予定日以降は2日ごとに検査を行います。