お買い物

お母さんの大事な仕事の一つが日々のお買い物。

国が変わると勝手も変わり、ストレスを感じることも…。

 

ドイツと日本の最大の違いは、日曜・祝日に買い物ができない、ということ。

スーパーマーケット、デパート、個人商店、ドラッグストア…ほとんどのお店がお休みです。

営業しているのはKIOSKとパン屋に当番のApotheke(調剤薬局)くらい。

KIOSKは基本飲み物やお菓子、タバコ程度の品揃えで、生鮮食品の扱いがある店舗もありますが割高。

パン屋は大体12~13時までの営業で、早い時間に行かないと売り切れてしまいます。

大きめの鉄道の駅の構内のお店は日曜日でも営業していますので、いざという時はそこを利用するという手もあります。

が、折角のお休みを無駄にはしたくないですから、計画的なお買い物が重要。

土曜日はドイツ人もどっさり買い出しをするようで、早めにスーパーマーケットに行かないと目的のものが売り切れていることもしばしばです。お出かけ前にお買い物を済ませてしまうのがベターかも。

 

因みに、お買い物が可能な日曜日が年に数回あります。

ケルンの属するノルトライン・ヴェストファーレン州の法律では年4回。

町単位での設定ですので、市のHPで自分の住んでいる地区やお目当てのお店のある地区について調べておくと良いでしょう。

https://www.koeln.de/koeln/das-sind-die-verkaufsoffenen-sonntage-2023-in-koeln_410488.html

 

幸いなことに、ケルンには日本食材が購入できるお店も何件かあります。

また、ケルンからほど近いデュッセルドルフにある日系のお店まで買い物に出かければ、高価ではありますが大抵のものは手に入ります。

安価で美味しいドイツの農産物と組み合わせれば、食に関してはさほど苦労することは無いでしょう。

 

ドイツの食品はおしなべて安価、そして美味です。

ドイツ国産のものだけでなく近隣のEU諸国の物も幅広く取り扱いが有り、スーパーマーケットやデパ地下(デパートの食品売り場はやっぱり地下)を巡るだけでも楽しめます。

しかし、日用雑貨の類は価格に比して品質はあまり…。

日本で使っていたものと同レベルのクオリティは求めない方が良いでしょう。

ラップやアルミホイルでイライラさせられることもしばしば。ポケットティッシュはお菓子の敷紙?と思うような肌触り…。

この辺は、慣れるか割り切るしかないようです。